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高いリールは何がいいのか?シマノ5000番台のスピニングリールのスペックを(サハラなど安価なものからステラのようなハイエンドモデルまで)比較してみた!

こんにちは!ふくすけです!

大物が釣りたい!ってことでジギング用に5000番台のリールを比較検討されている方に向けて、今回は釣り具メーカー大手のシマノのスピニングリールのモデルを比較しました。

 

目次

シマノの5000番台スピニングリール一覧

シマノのスピニングリールの汎用モデル5000番台には以下の10種類があります。(2022/3/19時点 参照:SIMANO公式サイト)

  • セドナ
  • サハラ
  • ナスキー
  • アルテグラ
  • ストラディック
  • ヴァンフォード
  • ツインパワー
  • ツインパワー XD
  • ヴァンキッシュ
  • ステラ
fukusuke

シマノの5000番台だけでも安価なものから高価なものまで多くのモデルがあります。次に価格帯について説明します。

fukusuke

個人的にはヴァンキッシュ、ツインパワー XDの見た目が好みです

例えば、服や車などを選ぶ際、機能以上に見た目を重視する人は多いのではないでしょうか。釣りも外見を重視する人が多い趣味の一つであるので、金額に納得がいけば難しいことは考えずに見た目で選ぶのも一つの選択肢だと思います。長く付き合うことになるのでどうせなら好きな見た目のリールを選びたいですよね。

リールもファッションの一つ

シマノの5000番台スピニングリール価格比較

シマノの公式サイトに掲載されている価格を参照し、5000番台スピニングリール価格比較グラフを作成しました。

参照:SIMANO公式サイト(2022/3/19時点)

シマノの5000番台のリールは定価1万円~6万円までは1万円刻みに商品ラインナップがあるようで、ステラだけは9万円台と一つ頭抜けているような感じです。

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高いリールにする必要あるの?

fukusuke

高価なモデルは何が違うのか説明します

 

価格に見合うだけの価値はあるのか?
シマノ5000番台スピニングリールの性能を比較

以下、シマノ公式サイトで比較可能な項目であるベアリング数重さ(自重)最大巻上長スプールストローク糸巻量ドラグ力の観点から定量的に比較します。

ベアリング数


一般的に、高価なリールほどボールベアリングの搭載数が多く巻き心地が滑らかであると言われていますが、本当なのかシマノの商品を価格別に(高いものほど右に)並べてベアリング数を比較しました。

ベアリングとは、回転軸の摩擦を減らす部品で、リールの回転を滑らかにするもの

参照:SIMANO公式サイト(2022/3/19時点)

ナスキーとアルテグラのベアリング数は同じであるものの、基本的には価格に応じてベアリング数が変動することが分かります。ボールベアリングの搭載数が多いほど巻き心地が滑らかであることから、シマノの商品も高価なモデルほど巻き心地がいいということが分かりますね。逆に、ナスキーとアルテグラを比較検討している場合は、巻き心地だけでは判断できないということになります。

 

ベアリング1つでどれほど快適さが異なるのか

上記のグラフを見るとベアリング1つで約1万円価格が上がっていることが分かりますので、ベアリング1つにそれだけの価値があるのか気になるところではあります。
これに関しては実際に釣具屋に行って手に取って回してみて自身で体感してみるのが良いかと思います。釣りの練度にもよると思いますが、1、2万円違えば世界観が変わるという人もいれば、そこまで違いがわからないという人もいます。

ベアリング数は釣果に影響するのか

ベアリング数で変わるのはあくまで使い心地。魚が釣れるかどうかには直接的には影響しません。余程の粗悪品であれば上手くリールが回らなくて釣果に影響することがあるかもしれませんが、シマノの製品に限って言えば釣果には影響するほどの差はないかと思います。ただし、上級者になると、回転が滑らかであることで感度が向上し釣果に影響するようなので、釣果を伸ばしたいのでベアリング数が多いものを選ぶということはあるようですね。あとは、高いリールの回転音が好きというマニアックな人もいます。

高価なリールほどベアリング数が多く快適(リールの回転が滑らか)である

 

重さ(自重)

高価なリールほどいい素材を採用しているため軽くて高強度であると言われていますが実際どうなのか、シマノの商品を価格別に(高いものほど右に)並べて重さを比較しました。

参照:SIMANO公式サイト(2022/3/19時点)

グラフを見ると1万円台のセドナ~2万円台のストラディックは300g前後の自重があるのに対し、3万円台のヴァンフォード~9万円台のステラは220g~260gと高価なモデルは比較的軽量であることが分かりますが、ジギングではロッドとのバランスや剛性・耐久が大切ですので、リールも軽ければいいというわけではないことも数値(g)から分かります。

リールが軽いことによるメリット

軽いリールは疲れにくいだけでなく、速いジャークが出来たり軽快な使用感が期待できます。
ショアジギングやエギングなど縦にルアーを動かす釣りは、手元に重心が近いほど自分の力でルアーを動かす必要があるため重たいリールで手元に重心が寄っているとかなり疲れます。

とはいえ、ジギングにおいてはライトタックルのようにタックルの総重量をとにかく軽くすればよいというわけではなく剛性・耐久が求められるため、ヴァンキッシュ(220g)のようにボディ、ローターからハンドルに至るまで、全ての箇所への軽量化を徹底訴求したモデルもあれば、ツインパワー(260g)のように「金属ローター×HAGANEボディ」による高剛性・高耐久を売りにしているモデルもあります。

高価なリールは安価なリールと比較して自重が軽く、軽快なアクションができたり疲れにくいメリットがあるが、軽量化を重視するか剛性・耐久性を重視するかは自身の釣りのスタイルで判断が必要

 

スプール、ストローク、最大巻上長

スプールストロークはライントラブルや飛距離に影響する項目です。
スプール幅からストロークを引いた数値が小さいものほどライントラブルが起きにくく、ストロークが大きなリールほど遠投性能は高くなると言われています(諸説あり)。
最大巻上長はリールの大きさ(外径)に左右される項目です。スプール径とほぼ連動している為、そこまで意識しなくてよい項目かもしれません。
シマノの商品をこれらの項目別に(高いものほど右に)並べてベアリング数を比較しました。

スプール:リールの糸を巻く部分
ストローク:スプールが前後に移動する距離のこと
巻上長:ハンドルを1回転させた際のラインの巻き込む長さ(最大外径×円周率×ギア比)

参照:SIMANO公式サイト(2022/3/19時点)

このグラフから分かるのは、(1万円台)ナスキーから(2万円台)アルテグラを境にスプール(&最大巻上長)とストロークが異なるが、アルテグラより高価なモデルは数値上差はないということです。
これはナスキーまでの安価なエントリーモデルとアルテグラより高価なミドルクラス以上を差別化するために、あえてシマノがそう設計しているのではないかと感じました。ストロークが大きなリールはラインを巻き取るローターも大型になり自重が重くなるはずですが、前述している通りヴァンフォードより高価なモデルはいい素材を使用している関係で軽いモデルが多いです。コストとの兼ね合いで安価なモデルは今のスプール・ストロークの数値に落ち着いているのかもしれません。

ライントラブルが少なく遠投性能が高いモデル

スプール幅からストロークを引いた数値が小さいものほどライントラブルが起きにくく、ストロークが大きなリールほど遠投性能は高くなるとすれば、アルテグラより高価なモデルはそれより安価なモデルと比較してトラブルが少なく、遠投性能が高い高機能であると言えます。

ストロークと飛距離の関係

2019年にそれまでステラにのみ採用されていたロングストロークスプールがヴァンキッシュに採用されて話題になりましたが、その当時の説明によるとストロークが14.5(mm)から17.0(mm)(スプール径も0.5mUP)になったことで飛距離が4%向上したとのことでした。単純計算するとストロークが17%UPすれば飛距離が4%改善したということになります。スプール径やその他の要素も関係するので単純比較はできませんが、参考程度に計算するとナスキーより安価なモデルからアルテグラより高価なモデルに変更することでストローク(mm)が11%UPするため飛距離は2.7%ほど向上することが期待できます

fukusuke

こう考えると2019年時点からストロークは大幅に更新されていてシマノの企業努力が伺えますね

この飛距離2%とか4%UPがどれほど釣果に影響するかと言われれば、飛距離100mが102mになったか104mになったとか、風の影響やキャストのフォームなどが影響するため、ある程度の練度に達することができないと違いは実感できないと思います。

スプール、ストローク(ライントラブルの少なさ、飛距離)の項目に関してはアルテグラより高価なモデルが優れている

 

糸巻量

糸巻量はジギングを想定しPE(号)で表にまとめました。
モデルによる糸巻量の差はほぼなくすべてのモデルにおいて以下の目安を参考にしていただければと思います。

PE(号)1.5号2号 3号
糸巻量(m)400m300m200m
※セドナだけ1.5号370m/2号320m/3号190mと少し糸を巻ける量が少ないようです

糸巻き量についてはほぼ差がない

実用ドラグ力、最大ドラグ力

ドラグ力に関しても数値上モデルによる差はほとんどありません。
公式サイトによるとステラ(実用ドラグ力(Kg) 7/最大ドラグ力(Kg) 11)

実用ドラグ力 6(Kg)
最大ドラグ力 11(Kg)


*ステラのみ、実用ドラグ力 7(Kg)

ドラグを締めた際にラインブレイクを抑えることができるかがドラグ力に関係してくるわけですが、このドラグ力を特に気しなければならないのはアジングなどのライトタックルだと思います。ラインの強度ギリギリで駆け引きを楽しむためには優れたドラグ性能は必須です。

数値からも分かるようにシマノの5000番台のリールに関しては安価なモデルでもドラグ力はしっかりしています。ステラを除きこの項目での金額による差別化はできないと考えます。

fukusuke

ステラって高価なだなけあってドラグ力においても他製品より頭一つ抜けています。企業努力の結晶ですね。

5000番台のリールに関してはドラグ力はそこまで気にする必要はない

 

まとめ

上記の内容をまとめます。

参照:SIMANO公式サイト(2022/3/19時点)

金額

・定価1万円~6万円までは1万円刻みに商品ラインナップがある(ステラだけは9万円台)。

ベアリング数

・高価なリールほどベアリング数が(約1万円につき1つ)多くリールの回転が滑らかである。

・ただ、ナスキーアルテグラのベアリング数は同じ(5個)。

自重


・高価なリールは安価なリールと比較して自重が軽く、軽快なアクションができたり疲れにくいメリットがあるが、軽量化を重視するか剛性・耐久性を重視するかは自身の釣りのスタイルで判断が必要

ストラディックより安価なモデルは300g前後の自重があるのに対し、ヴァンフォードより高価なモデルは220g~260gと比較的軽量である。

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ヴァンキッシュ(220g)のようにボディ、ローターからハンドルに至るまで、全ての箇所への軽量化を徹底訴求したモデルもあれば、ツインパワー(260g)のように「金属ローター×HAGANEボディ」による高剛性・高耐久を売りにしているモデルもある。

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スプール、ストローク、最大巻上長

・スプール、ストローク(ライントラブルの少なさ、飛距離)の項目に関してはアルテグラより高価なモデルが優れている。

糸巻量、ドラグ力

・5000番台のリールに関してはドラグ力はそこまで気にする必要はない。

結論

  • 見た目を重視するのであれば高価なものはカッコいいものが多い(主観あり)
  • 機能面で差を感じるためにはある程度の練度が必要である(現状に課題を感じ少しでも良いものが欲しい場合は下記項目で判断する)
  • リールの回転の滑らかさ(ベアリング数)を求めるのであれば、より高価なモデル(特にナスキーとアルテグラベアリング数は同じなのでストラディックより高価なモデル)が好ましい
  • リールに軽さ・剛性・耐久性を求めているのであれば、ヴァンフォードより高価なモデルが好ましい
  • ライントラブル、飛距離を少しでも改善したいのであれば、アルテグラより高価なモデルが好ましい

その他にも耐水性などその他機能の差もありますので、あくまで今回比較した内容(シマノの公式サイトのリール比較項目)だけでの結論になります。

 

初心者にはどのリールがおすすめか?

私のお勧めはサハラ(C5000XG)です。

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ここまで機能面での差を説明してきましたが、見た目にあまりこだわりがないようであれば、機能面で差を感じるためにはある程度の練度が必要であるため初めは安価なモデルでよいと考えます。

私も安価なモデルであるサハラ(C5000XG)を使用していますが、特に釣果に直結するような不満を感じたことはありません。ベアリング数も4個あり最低限の快適さは担保できていると感じます。

下記記事のようなランカークラスのシーバスも問題なく寄せることができました。お勧めです。

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fukusuke

もう少し上手くなったらツインパワーXD欲しいですね~!なんだかんだで最後は見た目がカッコいいものに惹かれてしまいます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

気になるリールは見つかりましたでしょうか。

今回は5000番台に限った商品比較でしたが、需要があればまたダイワとの比較やほかの番手との比較もやってみたいと思います。

まだまだ勉強不足ですので誤っている点や気づき等ありましたら気軽にコメントください!

よろしくお願いします!

 

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