今回ははSNSでよく見かける「iDeCo」と「NISA」について比較しながら説明します!!
結論は下の表のようになります。
性質 | 推奨する目的 | 税金対策 | |
---|---|---|---|
iDeCo | 年金 | 老後資金の運用 (途中で出金できない) | ★★★ |
NISA | 投資 | 一時的な余剰資金の運用 (途中で出金可能) | ★ |
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運用と聞くとハードルが高いと感じる人がいるかもしれませんが、何も難しいことはありません。「iDeCo」「NISA」を活用してお金を効率的に増やしましょう!
以下、詳しく説明します。
「iDeCo」「NISA」とは
まず、「iDeCo」「NISA」とはなんぞやという疑問にお答えします。
iDeCo(イデコ)
税制上の優遇措置がある私的年金制度のこと
税金が優遇される年金制度ってことね
※私的年金とは、皆さんが既に入っている公的年金に上乗せして年金を給付してもらうための制度
NISA(ニーサ)
投資で得られた利益や配当が非課税になる制度のこと
NISAは株とかを運用して得た利益に税金がかからない制度ってことか
…ん、両方とも税金対策なの?
いいとこに気がついたね
「iDeCo」「NISA」共通の目的
株式や投資信託などを運用する過程で、税金をできる限りとられないようにすること
実は両方とも目的はほぼ同じなんです。
「iDeCo」「NISA」ってどれくらいお得なの?
開始する時期や選択する金融商品によっても運用成績は異なりますが、税制面で優遇される「iDeCo」と「NISA」を使用すれば、通常の証券口座で投資をするよりもお得になります。
◆iDeCoの優遇税制◆
iDeCoは以下の3段階にわたって税制優遇を受けられます。
お金を出す時(拠出)
掛け金は全額所得控除になります。
iDeCo払ったら来年の税金軽くなるってことか
運用する時
投資信託などで得られた利益や配当、定期預金の利息が全額非課税になります。
普通は儲けから20.315%税金もっていかれるんだよね…
普通に株とかやるより20%くらいお得ってことか
お金を受け取る時(年金or一時金)
iDeCoは60歳まで掛金を拠出することができて、最短で60歳から受け取ることができます。
受取方法には、一時金として一回で受け取る方法、年金として長い間受け取る方法の選択肢があります。
受け取り方 | 税控除 | イメージ |
---|---|---|
年金 (複数回) | 公的年金控除 | 年金の一つとして iDeCoを受け取る |
一時金 (一括) | 退職所得控除 | 退職金の一部の ような扱いとして受け取る |
年金とか退職金は給料とかの収入と違って税金あんま取られんのね
iDeCoとして貰える年金や一時金は元を辿れば、自分が稼いだお金が掛け金になっているので、稼いだ時に既に税金取られてます。流石に2回取るのは可哀想ですしね。
まとまったお金が欲しい人は一括で受け取ったり、年金と併用することも可能です
◆NISAの優遇税制◆
iDeCo同様、株式や投資信託などの売却して得た利益や配当に対して約20%の税金が通常かかるところ、一定期間・毎年一定金額の範囲内で非課税になります。
NISAは期間と金額で2つの選択肢があります。
「NISA」と「つみたてNISA」
長期で少額運用するなら「つみたてNISA」、短期で多めに運用するなら通常の「NISA」です。
つみたてNISAってよく聞くやつ〜
選択肢 | 期間 | 金額/年 | イメージ |
---|---|---|---|
NISA | 5年 | 120万円 | 短期運用 |
つみたてNISA | 20年 | 40万円 | 長期運用 |
一般的には長期で少額運用する「つみたてNISA」が推奨されています!迷ったら「つみたてNISA」にしましょう。
ちなみに、iDeCoって3段階で節税になるのに、NISAって運用益にしか節税効果がないの?
そうやね、そこらへんを次説明するね
「iDeCo」「NISA」どう使い分ければいいの?
今までの説明を表にするとこんな感じ。
優遇税制のタイミング | iDeCo | NISA |
---|---|---|
お金を出す時 | 全額所得控除 | ー |
運用する時※ | 運用益が非課税 | 運用益が非課税 |
お金を受けとる時 | 退職所得控除 公的年金控除 | ー |
私はiDeCoがいい
まだ決めるには早いよ
「iDeCo」と「NISA」で運用できる金額・期間が異なる
iDeCo | NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|---|
下限 | 5000円〜 | なし | なし |
上限 (年間) | 職業などによる 約14万~約81万 | 120万円 | 40万円 |
上限 (累計) | なし | 600万円 | 800万円 |
期間 | 基本60歳まで | 5年間 | 20年間 |
表にしてみると、
結構条件違うね
「iDeCo」は途中で出金できない!
「NISA」は普通預金みたいに気軽にできるけど、「iDeCo」は定期預金みたいに引き出せないんだねー。
運用するのは「老後資金」のためか?
「iDeCo」は冒頭で説明した通り年金なので、「老後資金」を積み立てる制度です。
iDeCo | NISA | |
---|---|---|
特性 | 固定 | 流動的 |
目的 | 老後資金の積み立て | 柔軟な資産運用 |
併用することも可能なので、
老後資金用と純粋な資産運用とで使い分けてもいいです。
まとめ
「iDeCo」と「NISA」は優遇税制を受けながら金融商品を運用するという仕組みは似ていますが、「NISA」は途中で出金可能なのに対し、「iDeCo」は年金なので途中で引き出せません。
「iDeCo」は「NISA」よりも長い間運用ができて、税制面で優遇されています。自身の運用の目的が「老後資金」であれば、「NISA」よりも「iDeCo」を選択すべきです。
純粋な「資産運用」のためであれば、柔軟性の高い「NISA」の方がオススメできます。
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ポイント | ◎ | ◎ | △ |
少額投資 | ◎ | △ | △ |
使いやすさ | ○ | ◎ | ○ |
iDeCoとNISAについて理解は深まりましたか?
最後まで読んで頂きありがとうございましたー!また、皆さんの役に立つ情報をお届けします。
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ではまたー!
…
今回の私頭いいキャラやね
NISAよりNASAがいいとか言われても話進まんからな。
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